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Case Study / Aquaculture

養殖管理システム。

給餌・水質・在庫を一元管理する養殖業務システム。紙とExcelに分散していた記録を電子化し、IoTセンサーと組み合わせて安定したオペレーションを支えます。

Photo: Ed Wingate / Unsplash

CASE № 001 SECTOR Aquaculture SCOPE 業務システム / IoT ENGAGEMENT 要件定義 / 設計 / 実装 / 運用

01 — Overview

プロジェクト概要

養殖事業の現場では、給餌量・水温・酸素濃度など多岐にわたる情報が、紙やExcelで個別に管理されていました。日々の判断は経験に頼る部分が多く、引き継ぎや拠点間連携の難しさが課題となっていました。

本プロジェクトでは、現場担当者へのヒアリングを起点に、業務フローそのものを再設計。データ入力の省力化と可視化を両立する養殖管理システムを構築しました。タブレットでの直感的な記録、IoTセンサーとのリアルタイム連携、過去データに基づく傾向分析まで一気通貫で提供しています。

02 — Challenge

抱えていた課題

  1. 記録が紙とExcelに分散。担当者ごとにフォーマットが異なり、月次の集計に時間がかかっていた。

  2. 水温・酸素・給餌量などの異常検知が遅れがちで、夜間や休日のリスク対応に課題があった。

  3. ベテランの暗黙知が属人化しており、新任スタッフの育成や引き継ぎが難しかった。

  4. 複数拠点や生簀ごとの状況を横断的に把握する手段がなく、経営判断に必要なデータが揃わない状態だった。

03 — Solution

提供したソリューション

現場ファーストのアプローチで、まずは業務フローを徹底的に観察。「いま現場で行われている操作を、そのままシステムに置き換える」ことを基本方針にしました。

記録はタブレットに最適化したUIで省力化。IoTセンサーは既設機器との連携を前提に設計し、しきい値を超えた異常はリアルタイムで通知します。バックエンドはクラウド構成で、複数拠点を一元的に閲覧できるダッシュボードを提供しています。

運用開始後も継続的にフィードバックを取り入れ、現場の声を反映した改善を重ねています。

04 — Features

主要機能

  1. 04.1

    給餌記録

    タブレットから数タップで給餌量・時間を記録。生簀ごとの履歴を時系列で参照できます。

  2. 04.2

    水質モニタリング

    水温・酸素・pH・塩分濃度などをセンサー経由で取得し、常時監視します。

  3. 04.3

    異常アラート

    しきい値超過を検知すると、担当者の端末へリアルタイムで通知します。

  4. 04.4

    在庫・出荷管理

    餌料・薬品・出荷魚の在庫を一元管理し、発注のタイミングを自動でリマインド。

  5. 04.5

    ダッシュボード

    複数拠点・生簀の状況を一画面で把握。経営層向けのKPIレポートも自動生成します。

  6. 04.6

    権限・拠点管理

    役割や拠点ごとに権限を細かく設定。本社・現場・パートナー企業まで安全に運用できます。

05 — Stack

使用技術

Layer Stack Notes
Frontend
TypeScript
React / Next.js
Tailwind CSS
タブレット最適化のUIを優先設計
Backend
Node.js
Hono
PostgreSQL / Prisma
スキーマ駆動で運用変化に追従
Infrastructure
AWS ECS / Fargate
Amazon RDS
CloudWatch
マルチAZでの可用性確保
IoT / DevOps
MQTT
AWS IoT Core
GitHub Actions
既設センサー連携と CI/CD 整備

06 — Outcome

導入の成果

Metric Before After Δ
月次の記録集計工数 紙 / Excel タブレット入力 −70%
水質の監視 営業時間内のみ 24時間 自動監視 +128 h/週
複数拠点の横断把握 拠点別に Excel 統合ダッシュボード N → 1 画面

07 — Gallery

画面イメージ

Contact

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